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  • EVENT7月6日~7月11日

ギャラリー棟入口壁面 埋め戻し(包み込む)

浜松市在住の美術家、夏目とも子さんとギャラリーとの共同作品〈探す、刻む、包みこむーギャラリーの壁をつくろうー〉、リニューアルオープン展示の会期中に、皆で刻んだ線はいよいよ埋め戻し作業に入ります!

埋め戻し(包みこむ)イベントに合わせ、壁に刻んだ線を紙に写し取る〈フロッタージュあそび〉を行います。

白い壁へ戻る前のひととき、あなたの刻んだ線や誰かの刻んだ線が繋がることで生まれた、多彩で複雑で混沌とした長い長い
線を、指先と感覚を用いて記憶に留めてみませんか?
自分や誰かの刻んだ線をフロッタージュ(こすり出し)することは、身体に残る感触やあの時交わした言葉や瓶に詰めた言葉との再会(あるいは再考)や、埋め戻した(包みこんだ)後のまだ見ぬその先を予感させる何かがあるように感じています。

埋め戻す(包みこむ)ことで壁の線は見えなくなってしまうけれど、一枚の紙に転写された線は、壁の記憶を包みこむものとして、(所有者次第ですが)ずっとあり続けることができるかもしれません。
それは、誰かにとって…私にとって都度都度の参照点としてあり続けるような気がしています。
と、、、、
はいえ、シンプルにフロッタージュ楽しいです!(笑)
ぜひお気軽にご参加(水餃子や埋め戻しと合わせて)ください〜。

〈探す、刻む、包みこむーギャラリーの壁をつくろうー〉
◎ステイトメント
既存建築物の壁を使った現地制作や、場所の持つ歴史や生活感を拾いながらインスタレーション表現を続ける浜松在住の美術作家、夏目とも子。ギャラリーのリニューアルに際し、協同した作品を公開制作する。本作品は、新たなスタートを表す記憶の杭としての役割を担う。
表面の白い層を削ると、幾重にも塗られた色層が現れ、刻む手の力加減によって深さが変わり、思いもしない色の線が生まれる。人々の刻んだ線は静かに繋がり、やがて埋め戻される。建物の記憶は、そこに存在しない人々の痕跡をうっすらと滲ませる。
来場者によって刻まれた線は、目には見えない形でギャラリーを内側から包み、この場所を訪れる人々をそっと見守り続ける。

ギャラリー棟入口壁面 埋め戻し(包み込む)

開催概要

会期 7月6日~7月11日
休館日 埋め戻し作業中は、棟内は休館です。
但し、7/6 13:00-17:00まで フロッタージュ遊び&水餃子イベント開催
主催 ツインギャラリー蔵
備考 7/6(土)のみ
フロッタージュあそびがあります。

●水餃子と埋め戻しの合間に、フロッタージュで“あそぶ”ので、ぜひご参加ください。転写された紙は、壁の記憶を包みこむものとしてお持ち帰りいただけます。そして6日のみ「包み込む」ということで水餃子作りも行います。

※水餃子は事前申し込みが必要です
※埋め戻しは申し込み不要です。